読んで心地良いブログを書くのは難しい

「つぼや英数塾」六本辻教室
環境と犬に優しい家(工事中外観)

 新居のことから始めます。

 外壁や内壁の珪藻土が塗られ、木部の塗装が終盤を迎えると、とても気持ちの良い住空間になりつつあることを改めて感じます。大手の住宅メーカの工法で建てられた家にはマンションや一戸建てを含め数年ずつ暮らしたことがありましたが、環境を大事にし、犬に住み心地の良い家という今回のbreath houseさんの建築コンセプトは、そこに住む人間にもとても優しい癒しを与えてくれる住処を作ってくれました。

 細かい点では、不満がないわけではないのですが、それはこちらの確認ミスによるところが大半なので、致し方ないとあきらめています。それでも家に対する満足度は90%を超えているという印象です。後は、猫の額ほどの庭をどうにかして犬たちに喜んでもらえる遊び場にしたいと思うばかりです。

 まあ、住みながらより良くしていくという発想で、今後この軽井沢にいる限り、この新しい住処にいる限りは、快適な場になるように改良を加えて行きたいと考えています。

 塾生たちは満足してくれるでしょうか。満足とまでは行かないまでも、学習する空間として心地良さを感じてくれるかが心配ではあります。この新居への引越しとともに、長い間暖めていた採算度外視の個人指導をスタートさせます。

 本題に戻りますが、このブログのバックナンバーを読んでいると気恥ずかしいほどに肩に力が入っていると感じます。飾った言葉を並べようとか、ためになる何かを伝えたいとか、そんな気持ちはさらさらないのですが、全てにおいて理屈っぽくて、説教がましいですね。それは大いに反省しています。曲がりなりにも塾という教育の一端を担う人間が書くブログなので、そこに教育的な何かを盛り込まなければという無意識の意識が「何か物申す」みたいな文章に仕立ててしまっているようです。

 読んだ後で、風のように消え去ってしまい、何も残らない、しかし清涼な湧き水を飲んだような心地良い文章を一度は書いてみたいと思います。

 軽井沢は、蝉の声を先導役にあの喧騒の夏に向かっています。